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「船を乗り換える」
事業再生のご相談
大森俊一の経営者エールコラム
事業再生 「船を乗り換える」
事業内容で継続が難しい会社、黒字化が困難な会社も少なくありません。「もう会社をたたみたい」というご相談も増えています。
家族、親族からお金を借りまくり、信用を落とし、ファクタリング二重譲渡や三重譲渡などでどうにもならなくなった会社をみてきました。
そんなギリギリの状態になる前に「船を乗り換える」という選択があることを知っておいてください。
年間○○○社が倒産します。「倒産」「破産」は決して恥ずかしいことではありません。倒れて産まれる、破れて産まれる。そう前向なものでもあるのです。
「船を乗り換える」培ってきた技術、人材、取引先は財産です。沈みかけた船から技術を継承する従業員を救い出し、別会社を設立させて移行、事業譲渡して再スタートを切ることができます。
また社内の財産をあらゆる視点で見直したときに、想像していなかったM&Aができたりするケースもあります。
ギリギリまで戦わず、「船を乗り換える」ことも視野にいれましょう。多くの経営者が再スタートをきってその後、事業を拡大されたことも何度も目の当たりにしています。諦めないで!ぜひ大森にご相談ください。
フローでわかる事業再生物語
資金調達コンサルタントと一緒に事業再生を進めた場合とそうではない場合。いったいどのような差が生まれるのでしょうか?
以下のストーリーでチェックしてみましょう。
-
1
この先、事業継続が難しいのでは?と 大森に相談。
2
経営状態を見極める継続性は難しいと判断。
3
銀行の借り入れ、リース、従業員、取引先を分析、整理。どこを生かし、次ぎへ移行するかを判断。
4
大森が 事業譲渡を提案。身内に会社を設立させてスタッフ、取引先を移行に成功。
5
自分は自社を閉じ新規事業を立ち上げ、身内とともに新会社を盛り上げる。
-
1
給料が払えない!
2
身内から借りる。
3
予定していた支払いが
入金されず
また資金ショート。4
ファクタリング2重譲渡してしまう。
挙げ句、ヤミ金からも借りてしまう。5
取り立て屋に迫られる日々。
6
一家離散・自分も身を隠す。スタッフも守れない。
自分がつぶれることで連鎖倒産の引き金に。
事業再生事例集
CASE-1
奥様に新会社を設立、事業譲渡して精算
建設会社の場合
E社は3代続いている建設会社。地元でも知らない人はいないほど地域に根ざした経営を行っていた。
3代目が事業を引き継いだときにはすでに傾いた状態で度々親戚から借金したり、ファクタリングを利用しながら綱渡りの経営をしていた。
「このままではよくない、なんとか事業再生を図りたい」と大森に相談したのがきっかけでコンサルがスタートした。
先代が作った借金で、今後黒字化は期待できないと判断した大森は「船を乗り換える」事業譲渡を提案。
今まで働いてくれた従業員、地元の協業会社のことを大切にするためにもそれが一番とE社社長を説得した。
3代続いた会社はたたむと同時に、奥様が新会社を設立。
従業員、協業、取引先を移行するのに成功。
奥様が代表の新会社は地元でも応援される企業として再スタートを果たしたのだ。
その後も、夫婦二人三脚で事業は順調と、度々連絡をいただいている。
CASE-2
技術者の実力で事業譲渡
製造業の場合
とあるパーツメーカーA社。昨今のコロナ不況で本体の生産がストップ。経営困難へ陥った。
大森への相談は事業の円満終結。工場閉鎖による熟練の技術者たちの再就職先も見据えた事業譲渡を大森とともに目指した。
そんな中、大森はB社社長を別件で紹介された。
B社は今後のコロナが終息すれば国内生産が増えること予測し、国内工場の増設を計画していた。
大森はA社とB社を引き合わせた。
職人の高い技術力と社長の従業員への思いに共感したB社社長は、A社の事業譲渡を快諾。技術者をすべてB社が引き受け、今までの技術を引き継いでもらうことに成功した。
CASE-3
取引先の魅力でM&A大成功
運送業の場合
軽配送業で大手Y社やS社とパイプを持つC社。
度々ファクタリングを使いキャッシュフローの悩みが絶えず、高齢なこともあり今後の事業をどうすべきか?と悩み大森のところを尋ねた。
まずはファクタリングの手数料を見直すことから始めたC社社長であったがその間、病気に罹患。医者からはもうリタイアした方が良いのではと言われた。
C社社長は何気なくその話を大森にした。大森はそれからC社の現状を徹底的に分析。会社がもつ安定した取引先の魅力に着眼し、D社社長にM&Aを持ちかけた。
契約はみごとに成立。C社社長は円満リタイアし、体調も持ち直し充実した隠居生活を送っている。