大森ヒストリー
夢をあきらめない
EPISODE-1
EPISODE-2
EPISODE-3
PROLOG
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EPISODE-1
あきらめかけた人生、そして夢
父の他界で始まった苦しい生活
私(大森俊一)は、埼玉県で生まれました。
姉、私、2人の弟という家族構成です。
父はリフォーム会社を経営していたのですが、私が5歳の時に他界しました。
その後は母がひとりで切り盛りをしてくれて、働き口を見つけてからは埼玉県春日部市に転居。毎日、遅くまで仕事をしながら私たち姉弟を育ててくれました。
這い上がりたくて転職を繰り返すがうまくいかない
子どもの頃は活発で社交的な子どもで陸上の選手に選ばれたりしました。
しかし、家のことを考えると進学を諦めざるを得ませんでした。
中学に熱血的な先生がいて何とか進学できるようにと骨を折ってくれましたが、結局1ヶ月で高校は自主退学。15歳からは解体業者で働き始めました。
ですがなかなか収入は上がらず、転職を繰り返してばかり。家のために少しでも力になりたいと思って努力していたのですが、予想外の出来事がありました。
あきらめかけた人生、そして夢
2008年のリーマンショックです。
当時は営業マンをしていたんですが、仕事が激減して夜の仕事とのダブルワークを開始しました。
朝5時まで仕事をして、昼間は外回り。私は身長が低く身体が細いので、友達のすすめでボートレーサーを目指したこともあります。結局、試験に通らずに再び夜の仕事をして食いつなぐ毎日でした。